会社四季報の見方
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利益剰余金とは?

総資産、資本金、株主持分比率の説明

利益剰余金とは、企業がこれまでに生み出した利益の積立額です。
企業の中に内部留保されている余っている利益のことです。

よく「利益余剰金(りえきよじょうきん)」と読み間違えられますが、正しくは「利益剰余金(りえきじょうよきん)」なので、間違えないようにしましょう。

会社が生み出した利益はどこにいく?

利益剰余金の説明

企業が生み出した利益は、さらなる事業の拡大や株主への還元など、さまざまな用途に使われることで処分されます。

■利益の主な使い道

  • 株主配当
  • 借入金の返済
  • 設備投資
  • 内部留保
  • その他

この中の「内部留保」が、利益剰余金です。

利益剰余金の内訳

  • 利益準備金:配当をする時に会社法で強制的に積み立てる必要があるお金
  • 任意積立金:何かの目的や目的なく会社が任意で積み立てているお金
  • 未処分利益:使い道のない余っているお金

会社四季報では、「株主資本から資本金と資本剰余金、自己株式を引いた利益の蓄積。」と定義されています。

利益剰余金がマイナスってどういうこと?

会社四季報を見ていると、たまに「利益剰余金がマイナスになっている会社」があります。
企業の損益に赤字が続くと利益剰余金はマイナスになります。

企業が利益を生み出した場合、その利益は利益剰余金に積み立てられますが、逆に損失となってしまった場合は、利益剰余金が減少します。

つまり、赤字決算が続くと利益剰余金が減少し続け、いずれマイナスになってしまいます。

よく、「利益剰余金のマイナス = 債務超過」と勘違いされている方がいますが、これは間違いです。債務超過は純資産がマイナスになることを表します。

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