こんなにもある!会社四季報の種類

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会社四季報ラインナップ

3,000社を超える全上場企業のデータが載っている会社四季報は、当然何百ページもの分厚い書籍になります。その見た目はまさに「企業辞書」のようです。

一昔前は分厚い書籍のページをめくって1社1社の情報を確認していくことがあたりまえでしたが、近年ではインターネットで見れるWeb版の会社四季報やiPhoneアプリも登場し、便利になりました。

現在ではさまざまな種類の会社四季報があります。
当然「会社四季報」と名のつくものはすべて東洋経済新報社が発行しています。

会社四季報(通常版)

会社四季報(通常版)

これぞ会社四季報と呼べる、通常版はハンドブックサイズの書籍です。
見た目は国語辞典のような感じで、この中に全上場企業のデータが詰まっています。

春夏秋冬の年4回発行されますが、毎回新しい特集が組まれ、巻頭特集として「30%以上増益の企業」や「継続疑義の注記」が付いた会社一覧などがピックアップ掲載されています。

とりあえずはじめての一冊として会社四季報を買う時には、通常版を選ぶといいです。
発売日になると、本屋さんの雑誌コーナーや投資関連書籍のコーナーに平積みされるので、すぐに見つけられると思います。

定価は1,850円です。

会社四季報(ワイド版)

会社四季報(ワイド版)

通常版の会社四季報はハンドブックサイズなので、どうしても文字が読みにくいです。
一社あたりに割けるスペースが限られているので、小さなスペースにぎっしりと情報が詰まっている感じです。

そこで登場したのが、「会社四季報(ワイド版)」。
持ち運びは少し困難ですが、通常版よりも読みやすいのが特徴です。
A4サイズで、通常版の四季報と比べて文字の大きさは2倍です。

また、ワイド版オリジナルのコンテンツも掲載されています。

定価は2,300円です。
通常版と比較して少し高くなっています。

会社四季報CD-ROM

会社四季報CD-ROM

パソコンにインストールして使う、CD-ROM版の会社四季報です。
PCならではの豊富な機能が特徴で、最新のチャートをネットからダウンロードできたり、企業名や証券コードで会社を検索できます。

会社四季報CD-ROMには、強力なスクリーニング機能が搭載されているので、業績や指標を細かく設定して、自分の作ったオリジナル条件にマッチする企業だけを瞬時にピックアップできます。

定価は6,195円で、高機能なぶん少々高めの値段設定です。

会社四季報WEB

会社四季報WEB

WEB版の会社四季報もあります。
会社四季報無料閲覧サービスを提供しているネット証券に口座開設をすることで、インターネット上で会社情報が見れます。

証券会社への口座開設は無料なので、最新版の会社四季報を無料で見られます。
証券コードや会社名で見たい企業の情報に素早くアクセスできます。

無料かつネットを通じて閲覧するので、会社四季報の発売日になると自動的に最新版の情報に更新され、たいへん便利です。

個人的には一番おすすめしたい会社四季報の閲覧方法です。

会社四季報オンライン

会社四季報オンライン

2012年に東洋経済新報社がサービスを開始した有料版のオンラインサービスです。
機能制限のある無料会員と、月額1万円の有料会員があります。

会社四季報CD-ROMをさらに高機能にし、どこからでもネット上で見れるオンライン版にしたようなイメージです。

通常の四季報情報に加えて、キーワード検索やスクリーニング、業種別騰落率ランキング、そして高機能なチャート分析もネット上でおこなえるのが会社四季報オンラインです。

また、東洋経済新報社が配信している最新ニュースや会社四季報発売前の事前情報「四季報速報」が閲覧可能です。

必要な投資情報をすべて詰め込んだ高機能サイトですが、月額1万円の会費がかかるので、プロの投資家向け情報と考えてよいでしょう。

会社四季報 iPhone iPad版

会社四季報 iPhoneアプリ

iPhoneアプリ、iPadアプリとして登場した新しい会社四季報です。
携帯電話(スマートフォン)を使っていつでもどこでも企業情報を閲覧できる画期的なアプリです。

すでに古くなった会社四季報の情報は、アプリを入れると無料で閲覧できます。
最新版の会社四季報が欲しくなった時に、2,000円の有料課金をして最新版にアップデートするという仕組みです。

会社名や証券コードでの検索はできますが、会社四季報CD-ROMやオンライン版とは違い、高度な機能は搭載されていません。

書籍の情報をそのままスマートフォンに詰め込んだものだと考えるといいかもしれません。

会社四季報プロ500

会社四季報プロ500

会社四季報プロ500は、番外編です。
全上場企業のデータブックではなく、東洋経済新報社がピックアップした厳選500銘柄の情報が詳細に解説されています。

売り時や買い時が記載されていたり、株価の値動きについて詳しく説明されています。
企業データブックとしての会社四季報ではなくて、特集が組まれた投資情報誌です。

本のタイトルに「プロ」と付いていますが、どちらかと言えば初心者向けです。
はじめて株式投資をする方や、どの銘柄を買えばいいいか分からない方におすすめしたい一冊です。

表紙に「会社四季報」と大きく書かれているので、本屋さんで買うときに間違わないように注意してください。

会社四季報 未上場会社版

会社四季報 未上場会社版

通常の会社四季報が「上場企業」のみを掲載対象としているのに対し、未上場会社版は上場していない企業を対象に、6,000社以上の情報が掲載されています。

上場していない大企業や、上場を目指している新興のベンチャー企業などがその対象です。

掲載されている企業をいくつか挙げると、業績などが知りたくなるような会社が多いことがわかります。

「四季報」と名の付くもの

四季報と名前のつく雑誌

会社四季報以外にも、「四季報」と名前の付く書籍はたくさんあります。
就職四季報は東洋経済新報社が発行している書籍ですが、その他のものに関しては別の出版社が発行しているものなので、「会社四季報」とは全く関係がありません。

就職四季報

就職四季報

東洋経済新報社が発行している「就活」に特化した企業情報ブックです。
平均年収やその会社が求めている人材、入社3年後の離職率など、就職に役立つ情報が掲載されています。

中でも「応募倍率」の情報はしっかりとチェックし頭に入れておきたいです。

会社四季報と合わせて読むことで、企業の動向がより鮮明に見え、投資や就職に役立つはずです。

競馬四季報

就職四季報

競馬をやる人にとってはバイブルのような存在であると言われているのが、競馬四季報です。
競走馬のデータに加えて、過去のレース結果がまとめられています。

投資情報とは一切関係がありませんが、春夏秋冬の年4回発行される書籍なので、「四季報」という名前が付いています。

この書籍は東洋経済新報社が発行しているものではありません。

中国株二季報

中国株二季報

中国企業への投資を考えている人や、中国の会社情報が知りたい場合に便利な中国株二季報。

現在では証券会社を通じて外国株式の売買も比較的かんたんになりましたが、それでもまだ海外銘柄の投資情報は十分入手できるとはいえません。

中国株二季報は年2回発行の書籍ですが、中国株の銘柄に限定した企業データブックです。

この書籍は東洋経済新報社が発行しているものではありません。

会社四季報に似た企業データブック

その他の企業情報誌

「会社四季報」は東洋経済新報社が発行している企業データブックです。
しかし、会社四季報以外にも、他の出版社が発行している企業データブックがあります。

知名度では会社四季報がダントツNo.1ですが、その他の企業データブックもしっかりと作られているので、どれを選ぶかは投資家の好みによってわかれると思います。

ぜひ書店で読み比べをしてみてください。

日経会社情報

日経会社情報

日本経済新聞社が発行している会社四季報のライバル誌が「日経会社情報」です。

経済や投資の情報が充実している日経が出版しているので、信頼性も高くインタビューや調査もしっかりとおこなわれています。

年4回発行。
定価も、通常判1,850円、大判(ワイド版)2,300円となっており、四季報と同価格です。

「株」データブック

「株」データブック

投資系雑誌として人気が高い「ダイヤモンドZAi」の特集誌として発行されているのが、ダイヤモンド社の「株」データブックです。

豊富な巻末特集に加えて、ダイヤモンドが厳選した600銘柄の企業情報が掲載されています。
どちらかというと、「会社四季報プロ500」に近い投資情報誌の特集版です。

春号、夏号、秋号、新春号の年4回発行。
全銘柄が掲載されている情報誌ではないので、定価は880円と安いです。

実は2005年に「ダイヤモンド「株」データブック 全銘柄版」という会社四季報の対抗誌を出版したのですが、会社四季報からの転載などが多く、著作権侵害で東洋経済新報社から訴訟をおこされた過去があります。
結局、全銘柄版は3回の発行で廃刊となりました。
(詳細はWikipediaのダイヤモンド「株」データブックをご覧ください)

やはり全企業への直接的なインタビューや取材をする力があるのは、東洋経済新報社と日本経済新聞社だけだったようですね...

まとめ

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